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星組 「ベルサイユのばら」「ソウルオブシバ」

24日梅田芸術劇場に星組さんの全ツ初日を観劇。
超自分的マニアメモです。

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「ベルサイユのばら」フェルゼン編
ベルばらは1本立。という認識(きっとだれでもそうか。でも初演は違ったんだよね)だったので、ベルばらを1時間30分で。というのは、どことどこを繋げていくのか非常に気になるところでした。有名どころの場面(EX:バスティーユ・今宵一夜・ゆけフェルゼン)がひとつもないのに驚きつつも、フェルゼンがマリーを思いつづけて~っていう流れとしては繋がっていたと思います。しかし、ベルばらは宝塚の古典ってか歌舞伎?様式美の世界であり、皆大まかな話は知っているのを前提で進めてゆける演目なんだなあ。でもコアなファンのニーズ的には非常に低いと思うんだけど。本気で来年の大劇場も芝居とショーの2本立てにしてくれないかなあ?
でなければ、2幕は名場面集と、フィナーレ一式(フェルゼン編もオスカル編もごっちゃ混ぜな位に~)でどうだ。あ、余談はそこそこにして。
◆フェルゼン編ってことで、どこからどうみてもアンドレ役者だろうトップスター湖月わたるさん(超体育会系トップスター)フェルゼンってことに一抹の不安を覚えていましたが、マリーアントワネットを一途に思う気持ちがストレートに出てかつ驚くほど、お衣装の着こなしも素晴らしく(中でも軍服)ステキなフェルゼンに仕上がってました。すごいだてにトップさんじゃないのね。とかなり見直し~(これでも高校生のころからわたるファン)
◆マリーアントワネットのとなみちゃん(白羽ゆり)。娘役トップ就任おめでとうございますの一発目がベルばらとは大変そうやなあ、と思いましたが、わたるさんとの並びはゴージャス☆歌も上手いし、わたるさんは今度もいい嫁をもらったと思います。
最後の牢獄の場面は一部どうよ~と思ったとこはあるのですが(「母です~」のあたりの台詞まわしが・・・)、結構泣かされそうでした。なんやかんやいいながら、フェルゼン編のラストのマリーの断頭台(大階段を使用して、断頭台への階段を登るマリーの下にステファン人形を持ったフェルゼンの「王妃様~」の絶叫で幕)は心にくるものがあり好きです。(オスカルとアンドレ編はペガサスの馬車でアンドレがオスカルをお迎えのラストだからちょっとどうかと思う。)
しかしプロローグのフェルゼンとマリーのお衣装だけはいただけませんでした。来年の大劇場では変えてあげて。プロローグなんだから。
◆アンドレしいちゃん(立樹)、オスカルすずみん(涼)は本当に驚くほど出番が少なかったのです。今宵一夜もバスチーユも無かったしな。
しいちゃんのアンドレはありだと思いました。「ひまわりのように明るい」て形容が常々つくしいちゃんなので、影のあるアンドレって~とこちらも危惧していて、危惧どおり明るいアンドレだったのですが、でもでもありだなあ~と。圧倒的な包容力ですよ!ゼヒ来年東宝ではしいちゃんアンドレで!(大劇場は瞳子先生(安蘭)だから)
業界のプリンス涼さんは今回は業界のプリンセスでした。台詞の後口もよく、このくらいの出番なら、全ツならありじゃあないかと思いました。でもバイトでやっていたスウェーデンの貴族のプリンスぶりのがステキでした。(余計)
◆今回の私の中での期待のルイ16世と、ベルナール、ロザリーの出番は各1回でした。あっという間よ。
・ルイ16世みらんさん(大真)はすっごい芝居入ってました。錠前箱をあんなに盛大に落とす殿下には初めてお会いしました。そしてマニアックな陛下でした。ホントに革命よりも錠前開けるのが大事なのよね。白い化粧鬘さえもう少しどうにかなれば~。そしてマリーとの出番があれば~。
・ベルナール・ロザリー夫妻は最後の牢獄の場面のみでしたが、ベルナールゆかり姐さん(綺華れい氏)は黒髪のヅラと、あの姿形があいまって予想通りすっごい麗しい(平民なのに)。ロザリーまりえちゃん(琴)はロザリーらしいロザリー(でも意外と腕っぷしは強いんです)でした。フェルゼンに引きずられそうになりながら、追いすがるとこがすっごいガッツやったと思います。ナイスタックル(てかわたるさんにぶら下がってたよ)!しかし星娘一人くらいはカワイコ路線で頑張ってほしいなあと強く強く念じておきます。
今回初めて気づいたこと。ゆかり・まりえの並びっていいやん!またお願いします(どこにお願いしてんだか→歌劇団)。
◆そんな一芸の星娘のみなさんは百花さんを筆頭に皆さん絶好調でした。従来の「お聞きになった」→「ざーます」の新しい歌作らせたあの女子達はやっぱりすごいです。
◆ジェローデル麻尋氏はちょっとプクプクでした。小公子はかわいらしかったです。小公子の横のバラの少年のミスターれいと、美城さんに目を奪われる。小公女のひより(湖咲)ちゃんと、華美嬢に別の意味で目を奪われる。
◆スウェーデン兵の皆さんがすっごいカッコイイ(作為的)。祐穂さんのおじさまISMもなかなか・・・。ぎんがみさんやら、みらゆかやら、一輝さんとか、鶴見さんとかどこをみて良いのやら~。

「ソウルオブシバ」
檀ちゃんの退団、真飛さんの花組移動、轟御大、DCチームが抜けてるってことで、前回の大劇場公演と、どこまで違うのかがかなり楽しみに出掛けました。私たちのあの子たちは立ち位置上がってるのかしら?ってハンディカム持参で。
◆プロローグ
赤いドレスのとなみちゃんが歌ったり、踊ったりするたびに、わたるさんはいい嫁をもらったなあと思う(しつこい)。ゴージャスでありがたいもの見せてもらった感が素敵。
あとは、ハンディカムでみらゆかとか追いかけていたので、語れるものはなし。
◆タップ(STOMP)
・オーキッドさん(トウコさん)がウッディさん(しいちゃん)に変わると、「君でかいね!」→「君かわいいねえ」になるのか。サイズの違い?
・大真みらんさんがピンスポでタップのステップ踏んでました。おかあさんは嬉しいよ。
・ここもいろんな人に巻かれて何がなんだかわからない。
◆ホストクラブ
・真飛→涼、柚希→大真、涼→綺華という役代わりだったので、ゆかり姐さんゴールドマイクで熱唱!?と思っていたのですが、そこは涼さん(奥様お手をどうぞ)でした。残念。
・今回も1番テーブルのマダムの破壊力は素晴らしかったです。
・1番テーブルの百花さん。今回は大真くんを相手にチークダンス。すごいびっくり!ハンカチで汗拭いてあげるくらいじゃダメらしいです。それを眺める、綺華・ひかちゃん(彩愛)ペアも濃い。
1回で全部を見切るのは無理でした~。もう一回ハンディカム視点で見せてください。

◆中詰以降は力尽きました。でも記録なんで上げておきますわね。いつか書き足せれば・・・無理かな。要するにこんだけ書きましたが、いいたいことは、やっぱりあたしはあの人達が大好きです。ってことらしいです。
by sakura0405a | 2005-09-28 23:50 | つれづれ

美味しいものとお酒、旅行とたからづかが大好きです


by sakura0405a