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最後なのでダブルヘッダー

もう一回くらい遠征したかったのですが、ついに星組さんの前楽です。
この日の一回目は貸切公演。こんな日に貸切なんてかんべんしてよう。と思っていたのですが、主催の某カードさんのご好意で、当日立ち見券が出ることに。
しかし私の宝塚到着時間を考えるときっと、無理だよなあ。
と思っていたものの、宝塚へ向かう電車の中で、後輩Aちゃんからメール連絡。
「立見券買えそうなので、お昼ごはん調達してきてください」。「え?」。
前日にチケット入手に成功した、Aちゃんがかわりに私の分のチケットの為に並んでいてくれました。
Aちゃん本当にありがとう~。Aちゃんのリクエストのサンドイッチとマンゴープリンのお昼を調達して、劇場へ向かう。
劇場へ到着すると、当日券には長蛇の列。今から最後尾に並んだとしたら買えないかもしれないなあ・・・(立見って今何枚売るんだろう。200枚?)。Aちゃんが並んでくれて購入できた立見券は20番台。前列で立ち見ができる番号。彼女の優しさに感謝です。何で返せるかなあ~。

一回多く観劇できて、いろんなとこが見れました。2回観れてとてもよかったです。

1回目終演後の1時間後には前楽の開演時間。
時間はないけれどもキャトルレーヴで写真など気になるものだけサクサクをチェック。
立見のAちゃんは、整理番号で並びにいくので、休憩時間に会うことにして一旦別れる。
そこへKから電話。
本日は、Kと、Hちゃんも前楽で合流するのです。
チケットは夫々に抑えたのだけど(方法も様々)、この集合率にお互いびっくりでした。
いいのいいの。みんなで観れるのは本当に嬉しいもの。

劇場でKに会う。
5月ぶりなので、久しぶりなのだけど、会うなり「今日帰れんかも知れん~」と半泣き。
Kは四国から来ているのだ。台風が直撃しそうだとは思っていたけれど、思ったより早く進んでいるらしい。しかも明日彼女は仕事。
一日劇場にいるので状況がよくわからないのだけど。無事帰れるといいなあ。
*結局無事飛行機が飛んで彼女は帰宅できました。良かったね。
とりあえず、休憩時間に待ち合わせることにして、席へ。

この前楽のチケットは、ママが引き当てたプラチナチケット。
すごく羨ましいそのクジ運。そんなチケットを今回は、譲ってくれたのですよ。
ママさん本当にありがとう。チケットのお礼はチケットで・・・返せるといいなあ。
そして、この公演4回目だったのですが、この前楽が一番席が良いのです。
前回まで、オペラグラスを腕が筋肉痛になりそうな位駆使しまくっていたのがウソのように、外しても結構見える。
当然ワタルさん中心で観たのだけれど、全体が見れて本当に嬉しかったなあ。

芝居は号泣ではないものの、じわじわと淋しさがこみ上げるようなつくりになっている。
笑いの中に、核心を突いた一言が織り交ぜられていて、ファンの皆様は本当にいたるところで、泣きのツボに入ってましたわ。ああ、私もな。

休憩時間。立見のAちゃん・近所の席らしいHちゃん・Kとロビーで合流して、話しこむ。
Kは帰れなかった場合の手配に半分時間を割いていて本当に気の毒だったけれど、みんなでああだこうだ言いながら観劇できるのは、本当に嬉しい。
大好きだった人のお通夜に集合して思い出話を語ってる気分。
てのは縁起が悪いけど、まさにそんな感じです。
サヨナラショーの予測などをしていたら、そろそろ時間。大劇場最後の観劇になる、ショーと、サヨナラショー。満喫しよう。





1回目と前楽観劇で言いたかったところのみ列記しておきます。

◆「愛するには短すぎる」

ワタ瞳最高。瞳子先生の歌にすっごい助けられてるけど、二人のナンバーがことごとく楽しい~。♪アンフェア~がとくにお気に入り。
瞳子先生が日を追うごとにくどくなってる。本当に思いのまま生きてるなあ~。アンソニーは。しかし、そんなアンソニーとそうは生きられないフレッドが更に対照的で良いと思います。トウコ先生の芝居で終演時間が5分は延びていると推測。
よく考えたら、ヤンエグなのにワタルさんがあまり格好よくないとこがいい。でもフレッドのいいとこは、そのままワタルさんに当てはまってしまうところが正塚芝居。更に何気なくサヨナラっぽいところがまた正塚脚本。
ずっとこんなん見てみたいと思っていた、ワタ瞳子の男役でのガッツリ芝居が最後に実現してとっても嬉しい限りです。王家に始まり、愛短で終わるのか。最初と最後はワタトウってことね。
ワタル瞳子トナミの並びも最後かと思うと、寂しさを感じてしまう。
仮装パーティーの衣装は1回目はAちゃん大絶賛の白のアラビア衣装(砂漠の黒薔薇?)
2回目はローマ皇帝風(ゴールドの茨冠に、ローズのトーガ)今日もどちらもワタルさんのでっかさを強調するステキな衣装でした。
避難訓練は、星組さんとしての最大の見せ場やと思います。
すんごく面白い。何回観ても全部見切れないのが残念です。
陽月さんと、涼さんがすごい勢いでやっちゃってるのが面白い。
エレナ様の深めスリットのアテンダントもぜんぜんいやらしくないから恐ろしい。
ゆかり姐さんのオールバックも、みらんくんのぞうさんももう見納めなのね。

◆「ネオダンディズム」

今日は最後なので、一回目は気になる人を。二回目はできる限りワタルさん中心にお送りしました。
プロローグのワタルさんの白チャイナにソフト帽は反則だと改めて感じる。
青スーツの男役さん達のシルエットがとても美しい。和くん・柚希・しいちゃん初め大柄メンバーや、あかしさんなどのガタイの良さと涼さん・みらんくん・ゆかりさんなどのラインの美しさが目をひきます。
星組さんの男役群舞は振りが揃ってるんだよなあ。
瞳子先生のダンディズムとはなんでしょう?の言い回しが上品に語りかけ口調に改善されてました。本当に良かった!以前はセリフじゃなくて歌ってくれと心底念じてました。
パンパミーアで自分のパートナーの名前で声援を送る女子がとてもほほえましい。個人的に瞳子・まりえ、しい・南海、エンディ・かっちゃんが気になるコンビ。わた・ウメ、柚希・蒼乃はダイナミック。
キャリオカは見る度に華やかになってゆく感がします。実は初回は中詰にふさわしい盛り上がりではないと思ってました。ごめんなさいだわ。
ワタルさんとトナミちゃんが腕を組んで縦に淑女・紳士スタイルの皆さんに迎えられるとこは、気分が高揚する。娘役さんのドレスの裾の翻し方がとってもエレガントで、華やか。男役さんも黒エンビがとても決まってると思います。
ポラリス~やっと全員の判別がついてきました。
トウコ先生の歌がさらにパワーアップしているし、ダンサーチームも動きがすごい!まりえちゃんや、百花さんにもやっと目が行くようになりました。やっぱ気持ち良いダンスだよなあ。と泣かないように気持ちをそらしてみる。ちょっと無理になってきたよ。
ワタルさんと踊る柚希さんなどを見ているともうだめかもしれないわ。
ロケット。やっぱ何回見ても、かっちゃんピン撮りの私です。黒髪ショート鬘がとっても良いです。ウメさん・かっちゃん・ゆっちのジャンプが毎回楽しみだったりします。
All By My Self。前楽のみらんくんの顔がすっごく良くって。もう釘付けでした。いつもいい笑顔だけど、最近は男役さんの笑顔であって、この日のような気持ちがストレートに出てる素の桃子さんが垣間見えるあんな笑顔。最後ならではじゃないかなあ。胸が本当に詰まっちゃった。でもあんな顔みたら、きっと悔いはないんだなあ~と納得した。トウコ先生は泣かずに頑張ってはりました。トウコ先生が千秋楽泣いてしまわないか心配です(五分五分で泣くな)。

サヨナラショーは別記します。
とりあえず、サヨナラショー準備の間に組長さんが、退団者の紹介をするところで、既に泣きモード。組長さんが声を詰まらせると本当にあたしたちもダメだわよ。
ひよりちゃん(湖咲)・ふありちゃん(真白)・涼麻くん・やっぴー(青空)・みらんさん(大真)・エンディさん(高央)・しのぶさん・そしてワタルさんお疲れ様でした。
by sakura0405a | 2006-09-18 00:15 | たからづか

美味しいものとお酒、旅行とたからづかが大好きです


by sakura0405a