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彼に会いに行く(違)

久しぶりに、真飛聖さんに会いに行ってきました。
今年は結局、「ファントム」のシャンパンの王様なボンボン伯爵(シャンドン伯爵:あたしの観たい真飛さんじゃないの)も一回しか観ず、初DC主役の今回の「MIND TRAVELLER」も週末の予定がどうしても繰りあわず、この1回のみ。ファンとしてどうよ~?と自分でも思っていたのだけど、今回の観劇でなんでだか、ちょっと分かったような気がしたよ。





脚本・演出:小池修一郎「MIND TRAVLLER」
記憶をなくした、ボディーガードの過去といきさつ、女医との恋の話なんですが、小池さんのエッセンスを全て繰り出したような作りになってました(いろんなところに、昨年の雪組さんの「DAYTIME HUSTLER」やら、宙組さんの「Never Say Goodbye」やら、昔の星組さんの「イコンの誘惑」やらなんやらかんやら)。主役がとっても格好良く描かれていて、話としても破綻が無いし、リピートもし易い感じです。

ま、とりあえず、真飛さんのことから。
幕開き、病院のベッドに横たわって、覚醒クイズを受けてるあの人。だれですか?
ってくらい、別人でびっくりしました。カッコイイんだけど、ステキなんだけど・・・・
あたしの観たいあの人じゃない・・・みたいな。
今回同じく、真飛ファンのAちゃんも同じことを思っていたらしい。
彼女は、ファンの鏡なので、この公演3回目なんですが、
3回目にしてやっとエンジンがかかってきたらしい。
まあ、動き出したり、歌い出したら、いつもの真飛さん・・・だね~。
とはなってきたのだけど、何か違う感は残ったりして。
そんな感じで1幕が終わり、そんな風に感じていることをAちゃんとHちゃん・Mに話す。
*今回は4人揃ったのですよ。
Hちゃんは、今回の真飛さんをかなり気に入ってくれた様子。
「え~、あれはダメなん?」って聞かれるんだけど、
「ダメじゃないんだけど、違うの。分かる?」
や~分からんだろうなあ。Aちゃんだけが分かったみたいですけど。
そんなこんなで2幕、2幕は割合、いつもの真飛さんで、フィナーレは、すっごい男前で、ひゃあひゃあ言えたんですけどね。

花組に移籍1年。ちょっと花組生さんらしくなって、オトナになったってことだよね。
まあ、要するに、一年前位までの真飛さんのが、好きだったってことだよな。

本当に、観るほうも、観られるほうも大変。
初DC主役、記憶喪失のガードマンなんて、すっごいガテン系を期待してたあたしたちなんですけど、ちょっと思っていた方向とも違ってたってこともあるでしょうけどね。

来年の大劇場を楽しみに、ちょっとペースを落として応援してくのもアリだな。
と感じた次第。また、ひゃ~って思う日も来るだろうしな(二人だと盛り上がり易い)。

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<一晩考えて追記:180度とは言わないが100度くらい軌道修正>
1幕の真飛さんは、未だに正直どうよ(実際あの日のゆうこはおかしかったらしい)。だったのですが、2幕のマックスさんは良く考えたら、超タイプ。
好みのタイプは?て聞かれたら、「あの人とおつきあいしたいです」と素で言うかもしれません。
よくよく考えたら、あそこまで、等身大に近い役が来たことないよな。真飛さんは。
マックスさんの設定年齢は29~30歳くらい?パメラ(きほちゃん)は30歳くらい?
濃い役が回ってきても、大人の役は初めてだったんだなあ。きっと。
以前のあの子に私は確実に少年を見ていたのだと思うのですが、今回は確実にオトナの男だったから(でも1幕は・・・)。
恩を受けた、雇い主のおやっさん(星原先輩)からペンダントを貰うとこ。
そんなおやっさんを自分が殺してしまったのかもしれない(記憶ないから)と思い悩むトコ。
相手役と一緒よりむしろ、そこか!といわれそうですが、そんな義理と人情の世界(正に昭和の男)に住んでる真飛さんが一番です。
しかし、今回の真飛さんはナル・パメラが泣いちゃうくらい(あんなに入り込んでるナルちゃんを初めて見たよ)、パメラを大事にしちゃうとこ。それをちゃんと相手が胸キュンになるようにやってくるあの人は初めて見ましたよ。や~あんな人いないですかね(いいから黙れ)?
結論として、もう一回見たらきっと、いつもの気持ちに戻れたはず。

しかし、2幕で、記憶を取り戻す手術を終えて、マックスさんがパメラに向かって、言った一言にはマジ笑ってしまった。良く言えたねあのセリフ。カッさん(貴城:大抵のことはシレっと言います。仕事として。)も真っ青なくらいびっくりした。
「俺のガーディアンエンジェル」って・・・。
まっつ(海馬オタク)の海馬の歌にも気の毒になったけれど(唯一の持ち歌)。
このへんの軌道修正して欲しかったわよ。

追記終了。
なんだかんだ言ってもまだまだ、ゆうこさんが大好きってことね。
来年、本当に緑川夫人なんだろか?
不安と期待を入り混じらせつつ、配役を待ちたいですわね。
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<その他のお話>
・花組男役さんは、皆さんなかなか豪華じゃないですか!と思った。
 真飛・未涼・高翔・真野・朝夏・扇・嶺輝・・・すごいね。
・そして、思っていたより、平均身長が高いのね。
・しかし、二番手さん不在な感じがちょっとつまらなかったなあ。
 例えば、昨年の「DAYTIME HUSTLLER」は、壮さんのヘイワードにもかなり比重が置
 かれていて、見応えがあったもの。
 今回二番手だと思っていた、まっつ(未涼亜希)の役が、もう少し、人間らしければ
 (海馬オタクの教授)・・・とかね。
 まっつのせいじゃなく、役のせい・・・って気がしました。
・先日見てきたママの提案。教授はもっとオジサマ(専科さん=チャルさん(箙)とか)に
 お任せして、ナンバー2の切れ者まっつみたいな感じしたら良かったのに。
 あたしもソレ賛成。
 しかし、悪い人の役のまっつも好きですけどね。
・真野すがたさんのカッコ良さに気付く。
 背が高くて顔が小さい。ビジュアルの良さは、七難隠す。
 歌がもうちょっととどうにかなれば、お芝居は良い感じだと思いますよ。
・きよみ(嶺輝)さんがスリムになって、男前度と、用心棒度が上がって超好みでした。
・紫峰さんの刑事さんがすごく上手い。今度にすっごく期待。上手くてちょっとステキで。
 長く居てほしい人だなあ。最近ちょっとない位の上手さ!
・朝夏まなとさんが、和央ようかさんと大和悠河さんを足して2で割った感じでびっくりした。
 もう少し細さ加減がなくなれば、ブレイクしそうね。
・娘役さんも、ヒロインの華城季帆ちゃん始め、みんなかわいくて、さすが花組だと思う。
・前述しましたが、今回は、季帆ちゃんの感情の波が激しくて、いつもの硬い感じとは
 ちょっと違ってた。真飛さんとの並びも好きなので頑張って欲しいです。
・野乃すみ花ちゃんの演技力と、華月由舞ちゃんの綺麗さを足して2で割りたい。
by sakura0405a | 2006-11-19 18:02 | たからづか

美味しいものとお酒、旅行とたからづかが大好きです


by sakura0405a