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かしげさんにサヨナラ 宙組ラスト観劇

予定の繰り合わせと、手持ちが立見チケット(2500円也)ということで、行くかどうか相当迷いましたが、生で観る(きっとラストデイ(東京公演千秋楽の映像配信)には行くだろうから)最後のかしげさんに会いに行ってきました。
コム蔵さん(=朝海ひかるさん)だって2回だったのに、カッさん(=貴城けい)は3回かよ。と我ながら思わなくもなかったのですが、やっぱり、最初で最後のトップ姿、見ておきたいじゃないですか(言い訳)!
本日はひとりで立見。途中チケットが沢山戻ったのか20人弱程度しかおらず、かなり快適な立見だったのですが、芝居中これから帰らなければならないという、おばちゃんに声をかけていただき、チケットを譲ってもらうというラッキーのお陰で、ショーはS席で見せていただきました(しかも個人的に希望の上手側!)。すごく嬉しかったです。この公演、初めての1FのS席初だったんですよ!
近くで観れるっていいねえ。オペラグラス使わなくてもある程度は見えるもん。
いろいろ見えてすごく良かったよう。




「維新回天 竜馬伝」
「ザ・クラシック アイラブショパン」

芝居は、オペラグラスほぼ上げっぱなしでした(軽く腕の鍛錬)。
かっさん(貴城)、らんとむさん(蘭寿)中心で。
珍しくおばちゃんが貸してくれた、スカイステージNow On Stageを見てきた(かっさん、タニオカさん(大和)、るいちゃん(紫城)、らんとむさん、ともちん(悠未)、みっちゃん(北翔)の6人で、かしげペース全開(=抜け気味で、るいちゃんとのバカップルぶりも見もの。あの人舞台であんなにカッコイイのに、素で喋るとため息が・・・ま、それもかっさんの良いところ)でのトークでしたけど)ので、更に楽しむことができました。
本日は、季節柄か、修学旅行生が入っていて、石田くんの竜馬は、かなり学生さん達の心を掴んだ模様で嬉しい。好みはあると思うけど、崩したとこと、見せたいとこがはっきりしていて、最初崩し気味で、面白いじゃない?と時代背景や、話にあまり明るくない人にも幕末の世界に引き込んでくれて、シリアスなとこはきちんと見せて・・・と、硬軟が上手くできているなあと改めて歓心。
軟=蛤御門の変
硬=薩長同盟
って感じかしら?
内容もさすが、千秋楽が近づいているので、皆さん大熱演ね。
みっちゃん(=北翔=桂小五郎)・すっしー(=寿=西郷隆盛)の硬軟の自在な感じ
らんとむさんの(=蘭寿=徳川慶喜)殿っぷり(徳川に再び一大名としてこの国を愛でる覚悟をしろと言うのか~負けっぷり~の歌までがサイコウにいいですわ。銀橋の歌泣いてたなあ~)
タニオカさん(=大和=中岡慎太郎)の熱さ(ホントにいつも出だしは怒ってばっかりなんだけど)
るいちゃん(=紫城=お竜)の鉄砲玉ぶり(何をやっても可愛らしい)
ともちん(=悠未=武市半平太)の清廉さ。
などなど・・・その他は、まさみちゃん(=美羽あさひ=お蝶(薩摩の密偵))がとても色っぽくなられて、上手くなったなあ~と思ったり。相変わらずいづみちゃん(=音乃=幾松)の桂さんへのアシストぶりに感心したり(ナイスリリーフ)、アリスちゃん(=花影=おうの)の絶妙な色っぽさに晋さん・まさこ(=高杉晋作=十輝さん)のためにありがとう・・・と思ったり、晋さんの化粧が普通に戻っていて安心したり(余計)、見応え自体もアップしてましたよ。
かっさんは、言わずもがな。これで最後の舞台だからか余計に突き抜けていて、自由にやってる感じが、竜馬っぽく、やはり似合いだなあと思いました。
そしてかっさんという人は本当に相手役に対する向き合い方が素晴らしい。
確かにるいちゃんのお竜は(というよりるいちゃん自身がなんでしょうが)可愛らしいのだけれど、誰と組んでも相手が可愛くみえるのな。相手役さんを可愛いという風に扱ってくれるってことなのだろうけど、毎回脱帽です。
そして、特にるいちゃんとのバカップルぶりはいいですね。
ある意味、桂×幾松のバカップルぶりも捨てがたいが・・・。
プロローグと、エピローグにかっさんが主題歌歌って決めセリフを言うとこは、ええなあ~竜馬かっこええわあ。とずーっと言ってました。ぜんぜんサヨナラじゃなくてお披露目の心境。

ショーは譲っていただいた、S席のお陰で、オペラグラスをしばし外して、かっさんがセンターにいる感を味わうことができましたわ。常にセンターにいると、トップさんになったんだなあという感慨と、でもこれで最後なんだよね。という寂しさが一緒にこみ上げちゃうのよね。
近くで観れた今回が一番両方の気持ちを感じました。やっぱり寂しいよう。
幕開きのロックなバトラー5人(蘭寿・悠未・北翔・七帆・十輝)は、近くでみるとそれはすごい迫力だったよ。
蘭寿さんの声って破壊的。しかし皆華やかで若々しくていいわ。
軍服のプロローグはひたすら眼福。カシゲさんの軍服もステキだし、蘭寿先輩の黒もステキだし、もう何処見ていいのかわかんないので、全体を見てみる。
春風弥里さんと、チギ太くん(=早霧せいなさん)、蓮見ゆうやさんがなんだかいちいち飛び込んできた。チギ太くんはタニオカさん見て修行したんだろうか?黒髪のすごくモテる感じに仕上がってました。小さいのに強力。こんどはみっちゃんに歌を教わるといいと思います(無責任)。
春風さんと蓮見さんの茶髪と黒髪の将校さん風情がすんごくイイと思います。
フィナーレもダブルトリオで頑張っていたし、二人で引き上げあって頑張って欲しいなあ。
プロローグ後の幕前の蘭寿さんと、みっちゃんのやりあいは、声のでかい人の勝ちなのか、無意識の勝ちなのか気にかかるところです。や、そこは勝ち負けじゃないから。ていうか歌の上手い人(みっちゃん)の勝ちです。
ポピーは、皆さんが客席にアピールしだしたところから、私の中で不要の場面から、一気に面白い場面に昇格しました。特にともちん。男子の着ぐるみ着てるけど、実は女の子なの。ってじの素のともちんが垣間見えて本当に面白・・・いやかわいらしいと思う(顔は相変わらずシベリアンハスキーだけど(=怖い)。ごめん失言だ)。
赤チームと、青チームの軍人さんの場面は、赤チームと青チームの顔ぶれをみて、かっさん(赤チームの大将)が「赤はダメ男ばっかりなの。」って言ってた意味がなんとなくわかった。でかいけど、おとぼけ。なメンバー満載だ。青チームの勝ちだなと一目でわかる。
でも、ここ格好はいいのですよ。
カクテル(え?中詰~)の場面はそれぞれのカップル具合が非常に面白い。組み方も変則的なので更にあちこち気にかかる。
ショパンとジョルジュサンドの場面もこなれてきた感。「運命」の蘭寿さんのヅラにも(私が)慣れてきたしな。
フィナーレ前のタニオカさんの歌♪好きなものは~ストロベリーとショーパン♪が少しまともになってました。ちょっとホッとしたよ。次のるいちゃんと宙組娘役ちゃんの銀橋はやっぱりいいねえ。元気で可愛くて華やか。
大階段の男役さんの革命のエチュードのボレロ調のとこは、やっぱりアレンジが水戸黄門に聴こえて、最初に違和感。どうよ~。って他の人も思っていたのが今日は確認できました。振り付けももうすこしこう、カッコ良くする余地があると思うんだけどなあ。でも並びは楽しんでますよ。
全体見て不満ならオペラグラス上げますから(最低)。
蘭寿さんの踊りの質の違いに組の違いを感じる(昨年末、ウチのゆうこさん(花組真飛さん)でも感じた~あの人は腰が座ってる)。若手さんは一度あの人の真似してみるといいと思います(適度な溜めはモテの証)。男役の踊りになると思うよ。宙のYoung Bloodsで感じた、娘役ダンサーの方が男前なんじゃあ?の原因は彼ら(いや彼女だよ)の踊りの質にあるような気がしたので。
かしるいのデュエットダンスの後の例の曲。
オペラグラスはずして、じっくり聴いた。やっぱり何度聴いても泣かせる内容になっております。
「ごめんね」とか「わたしは口がヘタで・・・」とか、もうまんまカッさんやん!
もう最後は貴方が幸せだったらそれでいいわよ。って思ってしまうわ。
最後のパレード。今回は特にカッさん・るいちゃん・タニオカさんの羽が大きいと思う。
すごく豪華。ここまで豪華なのは久しぶりかも。

かしげさんへの泣き言は、来年のラストデイまで取っておこうと思います。
とにかく、新星宙組、ステキな並びをありがとう。

次期宙組トップにタニオカさん、相手役にウメさん(星組 陽月華)が内定の発表がありました。
星組からウメさんまでいなくなってしまうのは、とても寂しいのですが、タニオカさんや宙組の民様に可愛がってもらってほしいなあと思います(嫁に出す親戚の気分だよ)。
心配なのは、とにかく二人とも歌。に尽きるのですが、周りが上手いじゃあないか。
宙組さんは、コーラスがすんごくいいんだったよ。
現代的なビジュアルの割に、芸風と考え方は古風(しかしながらわかりづらい)なコンビになるのではないかと思います。

今年の大劇場観劇はこれが最後でした。
今年最後の観劇は、クリスマスイブにトウコ先生(=安蘭)に会いにゆきます。
あっという間に一年だ・・・。
クリスマスが済んだら今年を振り返りたいなあ。
by sakura0405a | 2006-12-03 23:17 | たからづか

美味しいものとお酒、旅行とたからづかが大好きです


by sakura0405a