星組バウホール「Hallerujah GO! GO!」

そんな訳で、星組さんのバウホールです。
チエちゃん(柚希礼音)の、ワークショップ除いての初主演で、
ウメちゃん(陽月華)の宙組異動前の最後の公演。

1970年代半ばディスコ全盛期のアメリカのとある田舎町。
ダンスコンテスト優勝を目指して懸命に生きる若者の姿を懐かしいディスコ・ミュージックのテイストで描いた青春ラブ・ストーリー。
すごく90年代に良く見たよねえ~テイストの若手バウな内容で、ベタなところが星組向き。
ちえちゃん(柚希)って、意外とこういうの初めてなんじゃないかしら(思いつくのは「花のいそぎ」くらいかな。でもアレ日本物だったしね)?きっと演ってて楽しいに違いない。出演者も楽しそう~。




演出の稲葉先生は、踊る柚ウメをやりたかったんだろうなあ~。
まずは、デニス・ちえさん(柚希)。70年代の白いスーツと、リーゼント頭と、濃い目の眉毛が超お似合いで、稲葉先生と、ちえさんのつくったイメージがベタで面白いなあ~と思う。
しかし、ちえちゃんも少し痩せたほうがいいかも・・・。
井の中の蛙で、オレ様なちえちゃんはすっごくイメージぴったりで、親友和くんブライアン(美形で秀才キャラ)との並びは大柄で、デラックス豪華。きっと学生時代のデニスはブライアンのお世話になりっぱなしだったに違いない。
それにしても、ちえさんは歌が上手くなったと思います。
しかし期待のダンスですが、多分、振り付けがイマイチ(失礼)で、あんまり踊ってないように感じてるんですが・・・。もっとがっつり踊ってる感じのチエウメが観たかったような気がします。
ウメちゃんは、ポスターどおりの弾けた感じかと思いきや、お嬢さん役でした。
母子家庭で、お母さん(キンさん(朝峰))に心配掛けないように、ナイショで月に一度のディスコ通い。12時にはお家に帰らなきゃならないの・・・。
金髪ストレートにワンピースのお嬢さんスタイルも様になってきたウメちゃんは、本当に成長したというか、女の子らしくなったというか~。感慨深いよ。
今までにも新公・バウ・DCなどなど、散々組んできたチエウメですが、ウメさんが嫁に行く前に最後にまた組んだところを観れて良かったなあ~。華奢だけど、身長もあって、キャラクター的には元気な感じのウメさんにとって、一番しっくりくるというか、本当にウメちゃんが可愛く見えるのがチエちゃんだったと思います。超ダンサーコンビだったしねえ。きっと星組の兄さんたちにとっても可愛がってもらったであろうウメさんが、宙組へ嫁へ行ってしまうのは寂しいんですが、トップ娘役さんへの就任が決まって本当に良かったと思ってます。宙組の皆さんに、タニオカさん(大和)に可愛がってもらってね。頑張れ~とエールを送る勢いで。
うっかりチエウメへのオマージュを散々語ってしまいましたが、その他の方々について・・・。
・デニスの親友ブライアンの和くん。
この度、観劇した4人全員が、あの子のステキさ加減を再確認して帰ってきました。
宙組にいたときから、そりゃあ麗しい風貌でしたが、星組さんへやってきた前回大劇場公演での超堅い宙組芝居(身につけてるスキルは組によって違うのよを痛感)を経て、東京で大分周りと同じ高さでの芝居が出来てきたなあ~と思い、このバウ公演は、若いメンバーだから尚更なのか、すっごい自然で、でもちゃんと濃いお友達メンバーにも負けずにブライアンを作っているところに目を見張りました。そんな和くんの変身ぶりにみんなびっくり、そして、あの子好み好み・・・と言い出した訳なんですけどね。
ブライアンは、しっかりもので、仕事も真面目にこなしていて、いつも皆(特にデニス)のことを気に掛けて、心配しているけれど、自分のことは自分でしてしまおうとする子なのだけど、実は妹がすっごい病気で手術のためにお金が要る~っていう重要事項を抱えていたり、デニスの恋人モニカ(蒼乃)が本当は好きだけど、デニスにほったらかしにされてるモニカを励ましちゃったりして・・・。もういい人この上ない。
デニスが自分のことで一杯な分、可愛そうな位ブライアンがいろんなもの背負わされてる感じね。でも、この二人の使い方は、稲葉先生。当たりだと思います。
・モニカ蒼乃夕紀ちゃんもなんだかちょっとすっきりして、可愛くなってきたし、大柄でダンスも映えるし、正統派で売っていけるかしら?一人くらい正統派娘役で売ってほしい星娘かな~。
・ガイのゆかりさん(綺華れい)。デニスの同級生っていう設定にはびっくりしましたが、観出して、タチの悪いお友達だったのに、妙に納得。小悪党(でも最後に友達は大事にします)で、鼻持ちならない感じだけど、綺麗な悪役大好きなんで、黒い感じがステキでした。そして、とりあえず3番手位置にいてくれてよかったです。
プロローグやらフィナーレも柚希・和・綺華の並びが美しかったです。
ゆかりさんは、対柚希さんにとっても強い対戦カードだと常々思っています。
(ロマンチカのサテュロスとか、ネオダンのボレロとか・・・)
・大真みらんさんの亡霊が!と思ったら、大輝真琴くんでした。
今回のデニスの弟の設定自体が、イーハトーブ夢の清六くんに、ヴィンターのジェフぼっちゃんにかぶりました。すごくそっくりでびっくりしましたよ。
これも、休憩時間の話題の的でございました。
あのお芝居の上手さに、あのビジュアル・・・。これから楽しみです。
・百花姉さん(百花沙里)が爆発パーマで、ディスコのママ(違)で姉さんぽく頑張ってました。
年相応で、ちょっとお姉さん視点。でも相手役はちーくん(美稀千種・永遠の兄弟キャラ)。
ディスコなんで、いつもの濃い感じが良い方向に働いていたと思います。
百花さんに背中叩いてもらったら元気出そう(猪木級)。
・ちーくんは、デニスの職場(実家)の同僚(でも年上30代)。いつもながらのコメディリリーフでしたが、楽しくて上手くて手堅い。
・冬美(花愛瑞穂)が、ブラックシンガー!黒塗りで、ちりちりのヅラで、すっごくかっこいい姉さんでした。この手の感じの歌も初めて聴きましたが、思った以上にいいです!
演歌歌手(妄想)から、ソウルシンガーまで。幅広く頑張って欲しいなあ~。
・デニス父と、DJの2役の組長さん(英真)。デニス父はあのドラ息子に頭を抱える風情がかなりツボ。めっちゃかけ離れてるけど、DJはディスコの雰囲気にとっても合っていて(きっと世代的に合致だと思うんだけど)、アフロヅラもステキでした。どちらの役も見せてくれてさすが組長~。
・ブレンダ(ウメ)母、キンさん(朝峰)。最近怖い役どころがつづいてましたが、今回は堅めのお母さん。久しぶりにキンさんのコメディエンヌぶりも見たいなあ~(感想じゃなくて願望)。
・デニスのお友達:男子→天霧くん・七風くん、女子→シゲちゃん(梅園)・ゆっち(初瀬)。
なんか私にとってのステキメンバーなんですけど、天霧くんの力いっぱいぶりの力が少し抜けてきたのに成長を感じ、七風くんのダンスと、刈上げっぷりに若いなあ~と思い、ちょっと弾けたシゲちゃんと、七風くんとゆっちのダンサーコンビに喜びつつ・・・すっごい楽しかったあ☆
・ディスコのちょっと頭のわるい店員まりぃ(純花)。彼女がこっち方向の役作りをすることになろうとは、数年前は思いもよりませんでした。美人だけど表情がないんだよねえ~と思っていたのに・・・。やっぱり目立とうと思うとああいう方向に行ってしまうのか?星娘たちは・・・。身につける一芸がないと出て来れないんだよ。あの組は。
でも、ゆかり姉さんと組んでる姿は綺麗でした。
・シスター千雅様(専科さん)。話の矛盾と、不都合の埋め合わせは全てシスターで納得させようとしてる気がする。稲葉くん。でも、稲葉先生は、千雅センパイ大好きかリスペクトなのかな?稲葉くんの舞台には必ず出演されるものね。
オギー(荻田)にとってのシビさん(矢代)のような感じね。
フィナーレでの組長とのスパニッシュもすごいなあ~と思いました。
・ブライアン妹メアリーの音波みのりちゃん、メアリーのお友達シンシア白妙なつちゃん、ガイ手下ミックの如月連さんが判別ついてしまったので、またこの組の深みにはまって戻ってこられない感で一杯です。
これで、ハローダンシング(ワークショップ)にいければ完璧だったのだけれど、残念ながら参戦できず。残念。

若手バウなんだから、出演者全員で楽しまなくちゃ!
ってスタンスがお正月から楽しくて、きっとこなれてきたらえらいことになるね・・・。
今年もあの組から目が離せないなあと感じた初観劇になりました。
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by sakura0405a | 2007-01-04 02:03 | たからづか

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