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宙組と花組

宙組と花組_e0073274_1271853.jpg台風翌日で良かった。と心底思った、海の日の祝日は、Kayちゃんと、宝塚遠征です。
大劇場の宙組さんと、梅田芸術劇場の花組さんのダブルヘッダー。
朝7時の近鉄で出掛けて、宝塚で11時の大劇場、お昼を食べて大阪へ移動。
16時の梅田芸術劇場公演を観劇して、今回は奮発して新幹線(とはいえ「ひかり・こだま
早特切符」)で帰ってくるまで、目と頭と胃腸(?)をフル回転させて楽しんできました。
行きの大阪駅で、いきなり東海道線が人身事故で止まっていたり(微妙に路線ズレでセーフ)、お昼をゆっくり食べ過ぎて梅田の劇場入りがギリギリだったり(ケーキまでしっかり完食)、
草野先生のせい(だって内容が緩いんだもん)であさきゆめみしの前半、本気で気が遠くなったり、かいつまんで言っても、半笑いなこともたくさんあったのですが、それも含めて満喫。
それにしてもこの日もたくさん食べました。
観てるだけの一日だったのに、お腹だけは空いてくのよ。頭使ったから(うーん微妙)?
自戒も込めて列記すると
朝(近鉄車内にて):朝マック(ソーセージエッグマフィン・ハッシュポテト・コーヒー)
おやつ:おほほっ(ピオーネ大福)
幕間(大劇場):おにぎり1個、黒豆の葛餅(初めての味~)
お昼(●arahにて):ハイティーセット(サラダ、ビーフシチュー、パン、紅茶、白桃のタルト)
夕食(新幹線にて):ネバネバ冷麺、柿の葉寿司(鯛、鯖:柿の葉寿司の某●ナカ)、
             マンゴープリン(イカリスーパーにて)
改めてすごいなあ。一日で胃が大きくなったかも~気をつけな(もう遅いか)。
こんなに食べれたのは、Kayちゃんも一緒してくれたからやと思います。チケット手配なども今回は本当に感謝でした。益々ヅカに詳しくなってゆくKayちゃんを嬉しく思いながらも、ちょっと心配しつつ~また、ご一緒するの楽しみにしてますね。

そして、台風の直後にまたまたの地震。
皆様にとって、少しでも小さい被害でありますように。

舞台の感想は元気があれば、別記したいと思いますが・・・




□宙組バレンシア/Fantasia
バレンシアは、イサベラの熱演で、益々無理矢理納得~状態満載でした(私が)。背伸びして頑張ろうとするイサベラウメちゃんに何度も涙が~しかしその後には、涙が引っ込むような展開が用意されていて、突っ込むのにも忙しいのです。
ラモンみっちゃん、ロドリーゴ蘭とむさんの役がわりは、こちらの方がお互い持ち味とは違うけれど、こちらのバージョンの方も良かったような気がしました。それぞれの役に対するアプローチの違いも楽しめました。
私がこの芝居の中で一番盛り上がるのは、イサベラ・ラモンのお互いに届かない身分の差と、想い(イサベラ→フェルナンド/ラモン→イサベラ)のとこなんですが、みっちゃんのアプローチが蘭とむさんとはこれまた違ってて、なかなか~。
しかし、みっちゃんの黒塗・・・もう少し綺麗になると思うのだけど~どうかしら?
赤黒過ぎる気が・・・私だけかなあ?
七帆さんがやはり休演で、ドンファンカルデロの代役はチギ太さんでした。かなりスカして頑張ってて、チギ太さんらしいなあ。と思ったのですが、ルーカス大佐との対決場面なんかは、やはりサイズの差が気の毒でした。もともと十七サイズだからしかたないのだけど。ショーも七帆さんのとこを皆で頑張って埋めてました。ショーの階段降りだけは、一人降りで頑張らなくてはならなくなったまさこさん。ファンとしてはちょっと嬉しいのだけど、すごく心細げで、手に汗握りそうだわ。頑張ってちゃんとセンターで階段降りようね(切に)。
しかし、よくよく考えたら、柴田先生って、ラスト「えっ!?」って展開で幕が降りることが多いなあ。とやっとこ気づく。
「霧のミラノ」(ハッピーエンドで終るかと思ったら・・・あなた~)
「あかねさす紫の花」(これから大変よね~な場面で幕)
「バレンシアの熱い花」(もう何も言うまい・・・)
ショーはやっぱり、蘭とむさん素敵~と百回位心の中で言いながら、ウメさんの男前な決めポーズに太刀打ちできるのはあんたぐらいや。と感じました。なんやかんや、大介的、こんなウメが観たかったドリームをしっかり受け止めて帰ってきました。
□あさきゆめみし
実は初演は一回しか観てなくてしかも、B席(当然二階の頂上)だったので、断片的にしか覚えてないので、あまり比較してはできなかったのですが、私的には、子供の頃に見た、月組さんの「新源氏物語」(多分こっちのが話的にも良くできていたと思う。柴田先生だったかなあ?)とごっちゃごちゃだったりしました・・・。
そして今回の結論。フィナーレに8000円(え?)。
おさっち(春野氏)の光源氏は素敵やったし、歌も聞かせてくれるなあ。
と宙組観劇直後にはさらに痛感ではあったし、トップスタァの底力を観た感で一杯なのだけど、
彩音ちゃんの紫の上もぴったりで、終盤などは大熱演で頑張ってるなあ。
と思ったのですが(宙も花もヒロインの頑張りが光ってたような・・・)、
草野先生~~。前半が緩すぎる。これ好きな組じゃなかったら相当辛いと思います。
観客は「源氏物語」を知っているものと予測しての、ぶっちぎり具合と、そこがあって、そこが端折ってあるのかよ~という突っ込みもあり、なんだかなあ・・・という感じ。
キャスト的には、壮さんの頭中将は予想どおり茶髪のくるくる(漫画だから)が良く似合い、
本人さんがかなり機嫌よくやっているので、まあいいかなあ(ああいう壮さん大好きだし)。
そんな中、サオタさん(高翔)の朱雀帝がなかなか説得力がありました。
草野先生の繋がらない脚本をかなり埋めてくれていたと思います。
源氏との絡みも、朧月夜とのお芝居も、素晴らしかったです。
後は、一花、じゅりあ、きらり、さあや~娘役陣がとてもかわいらしかったです。
とにかくフィナーレに8000円の話をします
たった10分のフィナーレなんですが、洋装です。
出だしは真飛さんが黒いストレートのカツラに黒の衣装で男役さん引き連れて踊ります。
来た~来たよクラウスが(@ヴィンターガルテンのナチスの人)!
久々の黒髪に腰の座ったダンス。本当に久しぶりに彼(違)に全力でときめきました。
しかし芝居の彼に全く触れてないのは、時のスダマン(嘘:時の霊)にはまったくときめかなかったからです。歌は上手くなったと思いましたが。
そんな真飛さんでひゃあ~となった後は、
壮さんが黒髪に赤い衣装で娘役ちゃんを引き連れて登場。
ここも、すっごい過剰サービスを受けている感じで、私に豪華でした。
終盤は白エンビのおさっちが黒エンビの男役さん引き連れて、後半は真飛、壮も加わり、
最後に彩音ちゃんとデュエットダンス。
パレードも微妙だけど洋装で幕。
後半半額だったら、また観にいきたいかも・・・と素で思ってしまいました。
ごめん。こんなで。
もし頑張れたら別記します(多分無理)。
by sakura0405a | 2007-07-16 23:18 | たからづか

美味しいものとお酒、旅行とたからづかが大好きです


by sakura0405a