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星組さん感想文:舞踊詩編

■宝塚舞踊詩「さくら-妖しいまでに美しいおまえ-」
久しぶりの、日舞ショーですよね。きっと。
初舞台生の口上含めて50分って、あっという間でした。
(眠いかもしれない・・・と)覚悟した以上に、楽しめました。
それって、内容のせいなのか、あの人たちのせいなのか・・・どっちだろうかね。
初舞台生の口上は、まだ初日が開いてすぐなので、当然一巡目ということもあり、すっごく緊張している子やら、声をつぶしてしまった子(雪組のトナミちゃん(白羽)とみずせくん(谷)を足して2で割ったような子で成績も良いので何気に注目してたりして)やら、がんばれ~!!感で一杯。でもみんなが美しくて、なかなかいいんではないかなあ?と思ったりしました。
そして、ショーの方は、チョンパでこれまた春らしくて嬉しい幕開き~。
拍子木が鳴って、照明がバンと点いてすっごく華やか~。
全員の板付きでワンコーラスあったところで、トップお披露目のトウコ先生(安蘭)のセリ上がりで、歌が始まります。もうね~トップスターになったんだなあ!という感覚で一杯です。
後輩Aちゃんの意見に激しく同意って感じなのですが、ひとしきり盛り上がったところで、登場するトップスターという立ち位置は、二番手以下とはゼンゼン違う。
これはトップだけの特権だなあ~。とね。
トウコ先生の日本物化粧の美しさも際立っていて、ああ、確かに、妖しいまでに美しいおまえでした。谷先生の言うとおりだよ。まったく。組子の皆も思った以上にお化粧が綺麗で感心しました(君は何様?)。
総踊りの後の、黒い桜のお着物のトウコ先生とあすかちゃんの連れ舞い(ていうんですかね?)も綺麗~。その後、もう一度総踊りで幕。
次が、雛人形と武者人形(五月人形)の場面。
こっちのショーでもお笑い個人プレーの場面があるなんて、この組だからかしら?(あと一回あるし)
お内裏様のちえちゃん(柚希)が銀橋を渡りながら、桜の時期は自分達の季節が終わっちゃうから大嫌いだ~と歌うんですが、コレがまた、すっごく悪者キャラに見えるのね。お内裏様に見えない・・・しかも、銀橋渡りきってお迎えしながら歌う、右大臣・左大臣が、麻尋・水輝の88期コンビ。更に悪だくみに見えるし!
そして、幕が引かれると、ひな壇に、ぐだぐだのお雛様・三人官女・五人囃子・・・うわあ~いいの?コレ?かなり笑い起こってますけど。三人官女(キンさん(朝峰)・百花さん・ひかちゃん(彩愛))がすごいキャラ勝ち。顔芸(だけじゃない)もなんだかすごいし。五人囃子は下級生アイドル系?(あず(壱城)るり(美弥)しかわかんないけど)、そして、どい(鶴美)とも(夢乃)が!すごい同期生並びが私たち(だけ)にとっても嬉しい感じ~。そこで皆で嘆きのひとアクション~じゃあ五月人形が出てこれないようにしようぜ。の件があり、盆が回ると、五月人形チームが、もうすぐ出番だエイエイオー・・・と気合を入れているのね。きっとあれ、押入れか物置ね。後ろに人形箱があるんだもん。この五月人形チームがまたね~面白かわいいんですわ。
トウコ先生の武者人形は、これキーホルダーにしてぶら下げてもいいですか?って感じ。
涼さんの桃太郎と、ミスター(綺華)の神武天皇人形も然り。本当に可愛いのね。
しいちゃん(立樹)はやっけに勇ましいし、和・あかし(彩海)の中国人形は、二人でなんだか二個イチみたいだし(箱も一緒)、これ写真売ってくれたら、確実に買うね。一人ずつブロマイドにしてくれたら全部買って並べるね~とAちゃんとひとしきり盛り上がったわあ。
そんなこんなで、雛人形チームがでてきたり、ねずみが出たり、なんだか大騒ぎのうちに、無事五月人形と、武者人形といい仲になったお雛様(あすかちゃん)がひな壇に並んで、花道では、三人官女に囲まれたお内裏チームという形で幕。
竹灯篭の場面。ミエコ先生(松本)が白拍子、トウコ先生が、平家の落ち武者・・・。しかし、プログラム見ないと、二人が恋仲ってわかんなかったわよ。トウコ先生の武者姿が美しかったのと、白拍子の後ろの4人(特にかっちゃん(涼乃))をひたすら追いかけるという間違ったアプローチでしたが、そう観たらあっという間よ。竹灯篭と、竹林の舞台がとっても美しかったです。
次は、狂言オペレッタ(らしい)。私には、お笑い団体戦に見えたわ(ええ、とっても満足していてよ)。涼さんの寺守が、住職さんに、庭の桜を近所の者が、花見に来ても、酔って桜をダメにしてしまうから、入れちゃだめよ。と言い付かって、門の前で番をしている。
そこへ、庄屋さんのしいちゃん(立樹)が村人をつれて花見にやってくる。
門の中には入れられないという寺守。じゃあ、門の前で花見をしようとにぎやかに花見をはじめる庄屋さん。にぎやかに花見をする様子に、自分も参加したくてつい入れてしまう寺守さん。
飲めや、歌えや大騒ぎ。そろそろお開きにしようと庄屋さん。じゃあお土産に桜を・・・と酔った勢いで、桜の枝を折ってみんなにあげちゃう寺守さん。良い花見じゃったと満足な庄屋さんが帰った後、住職さん(組長さん)が帰ってきて大目玉~。
しいちゃんと、涼さんの並びがほんわかしていて、場面に合っていたのと、村人さんたちがすんごい上機嫌なのが面白かったです。特にあかし(彩海)。常に嬉しそうで、よかったなあ。とつい声をかけたくなったわ。
最後は、ボレロ!桜の精のトウコ先生が、桜の樹の上から、袖だけだして、指先から桜の花びらをはらはら散らすのだけど、とても美しい始まりで、谷先生のセンスに脱帽!
しだれ桜のセットも本当に美しくて、豪華。組子全員でのボレロも、衣装がもう少し、淡い感じだったら最高だったのだけれど、圧巻で、なんだか涙が出そうな感じでした。
by sakura0405a | 2007-03-26 23:30 | たからづか

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